5月22日に開業5周年を迎える東京スカイツリー。
これを記念して新たなライトアップが作られました。
その名は「幟(のぼり)」。
●東京スカイツリー ライトアップ「幟(のぼり)」(2017年5月19日撮影)
橙色がベースのライトアップです。
いったん消灯後、点灯する時は一気に点灯する訳ではなく順次部分的に点灯していく形となっています。
22日以降は「粋(いき)」や「雅(みやび)」という今までの定常ライトアップのパターンにこの「幟(のぼり)」も加わるそうです。
楽しみですね。
日本古来の製鉄方法「たたら製鉄」をモチーフとして、EXILE HIROさんのプロデュースにより制作された映画『たたら侍』が、いよいよ5月20日より全国公開されます!
映画『もののけ姫』にも登場した「たたら製鉄」は、砂鉄から鉄を作り出す方法として1300年もの歴史がありましたが、現在では島根県奥出雲町で技術伝承の一環として行われているのみです。
島根県雲南市吉田町菅谷(すがや)には、たたらによる製鉄を行っていた「高殿」が日本で唯一現存しており、実際に見学することができます。
JR西日本が運行する豪華クルーズトレイン「Twilight Express 瑞風」で立ち寄る観光スポットの一つにこの高殿を含めた菅谷たたら山内が加わったり、日本遺産にも登録されるなど、今注目のエリアです。
そんな「たたら製鉄」ゆかりの地を紹介した記事を以前に執筆していますので、この機にご覧頂いて、映画『たたら侍』を見た後、実際に雲南市,奥出雲町へ足を運んで頂けると嬉しいです。
2017年GWの旅、初日のこと。
日光東照宮や華厳の滝などを見てから、日光を離れる前にJR日光駅の駅舎を撮影しておこう…とJR日光駅に立ち寄りました。
趣きのある駅舎を撮影した後、改札の方を見ると、今まで見たことがない配置の窓を持つ車両がホームに止まっているのに気づきました。
何の車両だろう…と思い、駅舎内に入ってみて、その正体が判明。
なんと5月1日から営業運転を始めたJR東日本の豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」が、日光駅に止まっていたのでした!!
●TRAIN SUITE 四季島(2017年5月1日撮影)
乗客の皆さんは3泊4日コースの最初の観光地、日光を観光されているようで、TRAIN SUITE 四季島は乗客の戻り待ち…という状態でした。
初めて実車を見た訳ですが、窓の配置も含めて幾何学的な模様だなぁというのが第一印象ですね。
豪華クルーズトレインの営業運転初日のシーンを偶然という形で実際に見られたことに大感激でした。
長野市から車で1時間足らずの所にある長野県高山村は、村内の低い所と高い所の標高差が1600mもある山間の村。
ここにはしだれ桜が何本もあり、その中から5本を「信州高山五大桜」としてアピールしています。
「信州高山五大桜」は後で紹介するとして、高山村役場からすぐの私有地にある和美の桜を見てきました。
●和美の桜 ライトアップ(2017年4月22日撮影)
「和美の桜」と書いて"なごみのさくら"と読みます。
私有地の中にありますが、地主の方のご厚意で誰でも自由に見学させて頂けるようにしてありました。
夜はライトアップされ、幻想的な姿を映し出します。
アングルを工夫すると善光寺平の夜景と一緒に桜を眺めることもできました。
今年は実験的に桜のバックに花火を打ち上げるイベントが4/22の夜に行われました。
ちょっと花火が高く上がりすぎたきらいはありましたが、素敵なシーンを体験することができましたね。
順番が前後しましたが、2017年のGWの旅、2日目は横川と軽井沢の間にある碓氷峠の方向へ。
碓氷のめがね橋を見てきました。
●碓氷のめがね橋(2017年5月2日撮影)
明治時代、横川と軽井沢の間に鉄道を通すにあたって、たちはだかった大きな標高差。
当時の国鉄はこの区間に急こう配でも上り下りができるよう、線路の真ん中に歯車をかみ合わせるアブト式機関車を採用して標高差をクリアしました。
その時の橋梁の一つがこのめがね橋です。正式名称は「碓氷第三橋梁」と言います。
70年にわたって使われましたが、1963年に新線に切り替わったことで廃線となり、しばらくそのままでした。
しかし1993年には国の重要文化財に指定、現在では廃線跡を利用したハイキングコース「アプトの道」が整備され、めがね橋の上を歩けるようになっています。